AT A GLANCE / 図でつかむ
食費が消費支出のどれだけを占めるか
消費支出の全体
家計で使った消費支出の合計を、分母にする。
食費の部分
その消費支出に含まれる食費を、分子として取り出す。
食費の割合
食費を消費支出で割って、家計内の割合を示す。
エンゲル係数は収入ではなく消費支出に対する食費の割合です。食生活や物価の影響もあるため、数値だけで生活水準は断定できません。
基本的な関係を示した概念図です。詳細な条件・例外は、下の本文と参考資料で確認できます。
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食費の割合のことです。たとえば1か月の消費支出が30万円で食費が7万5千円なら、エンゲル係数は25%という計算になります。
歴史的には「係数が高いほど生活水準が低い」とされてきましたが、現代ではそのまま当てはまるとは限りません。共働きで中食・外食が多い世帯や、食を楽しみとして重視する世帯では、収入の多い少ないにかかわらず係数が高くなることがあります。
実務のヒントは、他人や平均と比べるより、自分の家計の推移を見ることです。収入が変わらないのに係数がじわじわ上がっているなら、食品価格の上昇(インフレ)や外食の増加など、原因を分解して確かめるサインになります。
2026年7月の用語原稿をもとに掲載しています(NISA・TOTは2026年9月に公式資料を確認)。制度は変更される場合があります。数値例は仮定の計算であり、将来の運用成果を保証しません。
用語辞典の一覧へ