AT A GLANCE / 図でつかむ
他者から託された立場と責任の関係
顧客からの信頼
資産やお金に関する判断を、金融機関などに託す関係がある。
顧客利益の優先
受託する側は、自分の利益より顧客の利益を優先する考え方。
実際の行動
言葉として掲げるだけでなく、提案や説明に姿勢が表れる。
フィデューシャリー・デューティーは顧客の利益を優先する責任の考え方です。掲げる言葉だけで、個別の提案の適切さが決まるわけではありません。
基本的な関係を示した概念図です。詳細な条件・例外は、下の本文と参考資料で確認できます。
フィデューシャリー・デューティーとは、金融機関やアドバイザーが、自分の利益ではなく顧客の利益を最優先に行動すべきだという考え方・義務のことです。日本語では「受託者責任」とも訳されます。
もともとは他人の資産を預かる者が負う義務を指す言葉でしたが、日本では金融庁が「顧客本位の業務運営に関する原則」を定めたことをきっかけに、金融業界全体に広く求められる姿勢として使われるようになりました。
言葉として掲げているかどうかよりも、実際の行動が伴っているかが重要です。相談先を選ぶときは、「この提案で、あなたにはどんな収益が入りますか」と率直に尋ねてみるのが、実践的な確認方法のひとつです。
2026年7月の用語原稿をもとに掲載しています(NISA・TOTは2026年9月に公式資料を確認)。制度は変更される場合があります。数値例は仮定の計算であり、将来の運用成果を保証しません。
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